【新型コロナウイルス対策】韓国へ行く方のための現地情報(2月更新)
これから韓国へお仕事や旅行で行かれる方のため、韓国・ソウルへ行って得たコロナウイルス関連の現地の情報を共有します。(2020年2月初旬時点)
韓国内の感染者について
現在2/12午前時点で感染者は28名です。(最新の情報は各自ご確認ください)
現地の様子
連日ニュースで取り上げられており、店内の会話では「コロナ」の言葉が飛び交うなど市民の不安も大きくなっているようです。
明洞などの観光の中心地を通った時は人の少なさに驚きました。特に欧米からの外国人観光客が減っているのでしょう。
街中や電車でマスクをしている人は8〜9割ほどですが、マスクはどこも品薄もしくは売り切れている状況です。
また現地の会社員の方の話を聞くと、通勤に自家用車を使う人が増え、バスに乗りたがらない人が多いとのことでした。
コロナマップ
コロナウイルスに感染した患者が立ち寄った場所の情報が地図上で分かるWebサービスです。感染者数も出ているので、最新の数を簡単に知ることができます。
なお韓国語表記なので、詳細を知りたい場合はgoogle翻訳などで。
リンク元↓
韓国版「コロナマップ」600万ビュー突破!コロナウイルス感染者の移動ルート可視化:NAVERが学生を無料支援 | 訪日ラボ
空港での対策
コロナマップを見てもわかりますが、大きなハブ空港である仁川空港の危険度は高いでしょう。警戒度を高め最も注意を払うべき場所です。
できるだけ飲食は控え、手洗いうがい・置いてある殺菌・除菌用アルコールをこまめに使うことが対策になりそうです。
マスク在庫
前述したように、ソウルでは品薄・売り切れが続いている状況です。日本から持参しましょう。
万が一追加で必要になった場合、東大門のDOOTA MALL前の観光案内所ではマスクの無料配布がありました。
なお、出国時には空港で「預け荷物にマスクが何枚入っているか」確認されました。
アルコール除菌ができる場所
空港以外にもGOTOMALLや大型デパート化粧室などには殺菌・除菌用アルコールが置いてあります。
ただ、一番大切な飲食店では置いていない店がほとんどです。こちらも持参が必須です。
トイレの状況
トイレには石鹸やハンドソープが常備されている所が多いですが、中には何もない場所もありました。
携帯用ボトルにハンドソープを入れて持参するなど対策が必要です。
移動手段について
前述したように現地の人はバスよりも自家用車を使う人が多くなっているようです。
地下鉄はそれほど混雑しているわけではありませんが、ラッシュ時はかなり人混みになるので避けた方が良いです。
タクシーはよく走っているのでつかまえるのに苦労はしませんでした。
バスはいつ見てもガラガラで、前述の会社員の方が言うように市民が意図的に避けてる感じがしました。
渡韓のキャンセル料について
航空券やホテル代のキャンセル料はできるだけ減らしたいですよね。
しかし現時点では、中国方面と違って韓国への渡航中止などが出ていないこともあり難しい状況です。
もちろん正規航空券であれば無料キャンセルや便の変更も可能な物もありますが、格安航空券などはキャンセルは原則規定通りの自己負担となるでしょう。
また、加入していれば負担が軽くなったり全額負担してくれる旅行保険プランもあるようですので、今後のキャンセルを考えている方は自分に合うプランを調べることをお勧めします。
またホテルに関しては予約時にキャンセル可能なプランを選んだかどうかで変わってきますので、今一度予約詳細を確認してみましょう。
最後に
私もそうですが、仕事などやむを得ない事情で韓国へ行く方もいると思います。現時点で韓国の感染者は日本より少ないですが、どうかたくさんの注意を払って無事に帰国してください。
健康第一です!