【コロナ影響】Trip.com経由t`wayソウル行き航空券が全額返金可能→不可能→可能になった話
t`way(ティーウェイ)航空が機材繰りの為、一部便のスケジュール変更を発表。旅行代理店によると、コロナウイルスの影響とのことです。
そのため『該当便は無料キャンセル &全額返金、もしくは無料で便の変更が可能』になったので、私の便のキャンセルについてtrip.comに問い合わせたところ
一旦可能になった後不可能になり、また可能になりました。
(3/6現在ほとんどの便が運休となっています)
問い合わせで対応に追われているとはいえ、この1週間ほぼ毎日trip.comとやりとりを続け、回答が二転三転…正直疲れました。
もしかしたら今後フライトスケジュール変更が理由で同じようなことが起きるかもしれないので、ここに記録を残しておきます。
【前編】
外務省からの渡航自粛発表を待っていた約1週間前。
t`wayの情報を見つけここでキャンセルできるならしようと予約したTrip.comへ連絡。
するとこんな返信がありました。
チャット返信くるまで2時間かかったけど、ヨカッタ( ͡° ͜ʖ ͡°)
ただし往復一括ではなく複数発券していたため、復路便は再確認が必要とのことでキャンセルはせずに一旦連絡を待つことに。
【中編】
しかし待てども待てども来ない連絡。
「きっと問い合わせが多く手が回らないんだろう」と思いつつも期日が近づいていることから、とりあえず自分で往路便のみキャンセル処理をすることに。
しかし、何度押しても処理ができない。
Why( ͡° ͜ʖ ͡°)?
再度カスタマーサポート宛に、前回までの内容を添付した上で「往路だけキャンセル処理お願いします」とメールしたところ、数時間後に衝撃の返信メールが。
Why( ͡° ͜ʖ ͡°)?Why( ͡° ͜ʖ ͡°)?Why( ͡° ͜ʖ ͡°)?
もはや訳がわかりません。
え?じゃあの時のメールはなんだったん?なんで嘘ついたん?ラブソングみたいな疑問が止まることなく溢れてきます。
【後編】
理解できないまま再度メールを作成。
「なんで、急に気持ちが変わったの…」(変更の理由を教えてください。)
送信。
2日後、こんなメールが届きました。
なんの答えにもなってない…!期日までもう時間がないよ〜!!
HP上の「出発まで72時間を切っている場合は電話を」との表示を見つけて電話し、自動で流れる中国っぽい音を放置すること30分。
繋がった!!
「これで解決できる!これで解放される!」 と思っていたのですが、
「この部署ではメールを見ることができずわからないので日本のサポートチームに転送します」と言われまた30分待たされることに。
いい加減飽きた数十回目のチャイナ音ループを経て、ようやく日本チームに繋がりました。
人生で一番長い30分だった。。(放置してただけだけど)
そして諸々の事情を聞かれ話すも結局窓口のスタッフではわからず、「上の者に確認して明日連絡します」と終了。
明日って、出発日だけどね!
そして翌日「上の者」さんからの電話を受け話を聞いた内容は以下。
①キャンセル不可との連絡は、スタッフの確認ミスで起きた。
②当初の連絡通り返金が可能なチケットのため、返金する。
③今後もtrip.comをどうぞ宜しくお願い致します。
…。③はスルーするとして、この1週間かかった時間はなんだったんだろう。。
【終わりに】
trip.comのサポートセンターでは必要な情報共有ができていないため、今回は本当に困ってしまいました。途中から湧いて出た根拠のない「返金不可」のメールを鵜呑みにしていたらそのまま返金はされていなかったと考えると…恐。
ただ、電話がフリーダイヤルであること、チャットサポートがあること(途中から閉じられましたが)、電話スタッフの対応が非常に良かったことは書いて残しておきます。
航空会社や代理店はコロナウイルスの影響で本当に対応に追われていると思いますが、 トラブル時の対応は本当に大事ですね。
お酒と猫と風景と!写真で見る美しケロウナ滞在記(2/2)
1週間滞在したケロウナの滞在記・後編です。
前編↓
食洗機の魔術を脱し、朝一番で撮影へ向かえるようになりました。ウエストケロウナはオカナガン湖の西側に位置しているので、サンライズが楽しめます。
早朝の一瞬、焼ける空。
ウエストの湖沿いは一軒家が多いのですが、恐らく別荘地として使われているためオフシーズンのこの季節は人がほぼいません。
飛来する鳥の羽音が聞こえるほど静寂に包まれるオカナガン湖。存分に堪能できました。
日が昇るまで撮影を楽しんだら街へ出かけます!
アクセスがとにかく悪いウエストケロウナですが、たまたまイーストケロウナ方向へ行くホストの車に便乗させてもらい、街中で降ろしてもらうことに成功。
テクテク歩いているとスーパーの敷地内に大量の南瓜が。ハロウィーンのものですね。その場にいた男の子が可愛過ぎました。(冒頭画像)
またテクテク。
住宅街の方へ歩いていくと、黒猫が物凄い目つきでこちらを警戒していました。
どうにかして心の距離が縮まらないかと会話してみても、一向に心を許す気配はなく。
終始つーんとしてます。つーん。つーん。
特段猫が好きなわけではないのですが、写真を撮っていると大変に面白く、この時間がとても楽しい。
30分ほど戯れたところで疲れたのかゴロゴロモード。この後お隣にあったご自身の住処に戻られました。
動物にはよく懐かれる方なのですが、この子はガードが堅かったな…
お戯れの時間を経て人間の方はお腹がすいたので、近くの「FAT BURGER」へ。
近頃は○○バーガーなど健康志向ものもありますが、まったくそんなのはいらないんですよ。
健康に本当に気をつけてる人はそもそも外食なんてしないんですよ。自分で手作りバーガー作って食べてますよそういう人は。
こっちは不健康な味が美味しいと感じてるから1000円も出してこんなバカみたいに破滅的なもの食べてるんですよ。
偽物の健康志向ブランディングして若者騙して商売するんじゃないよっ!
体に悪いものを食べているからか急に荒っぽくなってしまいました。ただFAT BURGERは重過ぎました。
しっかり体が重くなったので、ウエストまで歩いて帰ります。(90分おつ。)
滞在中はずっと天気に恵まれ、本当に素晴らしい景色を楽しむことができました。
夕方のオカナガン湖も綺麗です。にわか雨が降ったので、雲の出方が面白いです。
近くに住むこのマダムは毎日犬の散歩にここに来るそうです。一人暮らしになったマダムのため、子と孫がこの犬を買って連れて来てくれたそうで。
犬が元気すぎて大変だと言ってました。確かにこの時も目をひん剥いて取り憑かれたように太い枝を齧ってました。でもマダムは家族のように愛情を持って接していました。
前回同様、大声で歌いながら橋を渡ります。
元気じゃないですもう足が限界です。
橋を渡りきってイーストケロウナを見ると、神秘的な景色。
この日は25000歩も歩いていました。疲労骨折寸前でしたね。これでも消費しきれないFAT BURGERのカロリーすごいわ。
宿に帰り、カナダのビールで乾杯〜
オカナガンスプリング、ラガーもペールエールも好きです。
思ったより写真が少なくなってしまいましたが、お付き合いいただきありがとうございました。
おやすみなさい。
お酒と猫と風景と!写真で見る美しケロウナ滞在記(1/2)
1週間ほど滞在したケロウナ。自然に癒されながら、ワインもビールも美味しくいただきました!
内容を抜粋して記事にしますー
メイン島の滞在後バンクーバーに戻り、さらに飛行機で1時間。
ついにケロウナ到着!
ウエストケロウナの宿は衝撃の広さ!4家族は泊まれる部屋数の戸建てプール付き+BBQも可。お値段調べてみたら2億超えだった。(°▽°)
1泊の料金はホストが1階に居住&宿泊者と共有キッチンだから1万円しないくらい。
天気が良いので中心地のあるイーストケロウナまで歩いて行きます。
実はGoogle mapで調べてウエストケロウナはアクセスが相当悪くバスがないことは知っていたのだけど、「まさかな。」と思っていたら本当になかった。
ちなみに宿から中心地までは徒歩1時間超え。やるね。
街のあるイーストと違ってウエストは丘という感じ。冒頭画像の牛たちもこの近くにいました。
そしてオカナガン湖にかかる大きな橋=「ウィリアム R. ベネット橋」を渡ってイーストケロウナへ。
正直この橋に着いた時点で既に足が疲れ始めてるけど、気づかないふりするよ!だってこの橋を渡るのに20分かかるから!(°▽°)
歩く必要のない街に住む人間にとってここからの20分は疲労骨折の懸念すら出てくる。
ぶつぶつ言いながらも最終的には一歩を踏み出しました。なんだか、歩いている人が全然いなくてすごく開放的!
♫♪かんとりーろー てぃみーほー とぅーざーぷれーさぃびろーん♪♫
大声で歌いながら歩きます。カラオケでもこんなにお腹の底から声を出したことはない。すごく、気持ち良かった!!
橋を渡ったところには散歩・自転車用コースやバスケコート、遊具なども設けられている公園があります。黄葉の時期が一番美しいのでは?
湖の前なので、夏はここで泳いだり色々な遊び方ができるんだろうな。
中心地の方に歩いてくると、桟橋があります。個人所有のボートが多いところを見ると、ケロウナは富裕層の移住地でもあるようで。
桟橋には誰でも自由に入れてベンチもあるので、一休みするのにちょうど良いです。
疲れ切った足をようやく休ませてあげることに。
ケロウナの大きな魅力は自然。オカナガン湖はまさに憩いの場所です。鳥も憩いに憩っています。
中心地の町はこじんまりとしていてとっても長閑。
高いビルがないため遠くの山まで望むことができ、空気も綺麗で歩いているだけで心がリラックスします。鳥もたくさん飛んでて嬉しい。
散歩に疲れたら甘い物を。
カナダで知らない人はいないTim Hortonのシナモンロールが美味しすぎた。しかも安い。この日以来シナモンロールにハマってしまって困っている。
中心地から北へ進むと住宅地が見えて来ます。
猫が挨拶しに来た。
ものすごく人間慣れしていてどんどん擦り寄ってくる。物凄い可愛い。でも猫アレルギーだから触ったりできない。
最後は遠方を見つめる感じで撮影終了。お疲れ様でした。
動物はなぜか夢中になって撮ってしまう。気づいたら30分くらい経ってた。
もう夕方になってきてしまった!目当てのワイナリー「Sandhill(サンドヒル)」へ。
2、3種類テイスティングさせてもらったけど、お気に入りには出会えず。でも元教師だったというスタッフの女性と話が盛り上がってすごく楽しい時間。
「人間は幸せに生きるのが一番大切だよ。」で会話が美しく終了しました。
こちらのスタッフはもちろん商品については詳細に知っているけど、ワインの専門職ではないよう。でもその分プライベートな話ができて、心がほこほこ。
さてその次の目的地、クラフトビール「Kettle River Brewing Co.」へ。サンドヒルからすぐの場所。海外ではクラフトビールを飲む!!
入店するとポツンと寂しそうに飲んでたお爺ちゃんが目に入り、隣に座ってお話しすることに。しかしその「爺じ」は実は常連らしく、オーナーやらその友人やらが囲み出してどんどん盛り上がっていく!!
席も無くなっていき弾き出される寸前だった私は自ら(…そっ…)と席を立つと、爺じが
「気にしないで!そこに座ってていいのいいの」
…いや、じい。逆に気まずいから。日本から来てここのお店選んだのに、なんか、悲しくなってきたから…。
逆にポツン気分になったのでこの味比べセットだけで終了。
左から『①トウモロコシ②よく飲むipa,フルーティ③まずい④初めての味、黒糖の甘味。後味が深い、大きなのっぽの古時計みたいな。』という偉そうなメモが携帯に残っていた。
3は気分によるものだと思うけど、1と4は本当に美味しかった。
中心地に戻ってくると、ギリギリマジックアワーinオカナガン湖。
人間が黄昏る時間になりました。ワインを飲みましょう。
前日ワイナリーで購入した白ワインを飲んで幸せな時間。
ちなみにケロウナでワイナリーは3カ所しか行っていませんが、個人的にはここのヴィオニエが特に好きでした。
また明日。
つづき↓
食洗機が使えない人間の話。(私)
カナダで滞在したB&Bの宿には大きな食洗機があった。
食洗機。食器を自動で洗ってくれる機械。
買おうかと考えたこともなく、自分には全く必要ない物だと思っていた。
宿で初めて自炊した夜、使った数枚のお皿とコップを洗おうした時にスポンジがないことに気がついた。
そして致し方なく食洗機を使うことになった。
いや、正直に言うと、本当は使ってみたかった。使ってみたかったんだ…!
機械の使い方がよくわからない上、ボタンに書かれた英語の意味もわからないが、とにかくワクワクしていた。
とりあえずそれっぽく食器を入れ、それっぽいボタンを押す。
すると数時間後、乾燥までされた食器が出てきた。
…めっっっちゃ便利やん。
引くほどの便利さ。
関西人でもないのに関西弁が出てきてしまう便利さ。
食べたら軽く水洗いして、食洗機へGO。食器が溜まったら、もしくは眠る前にボタンをピッ。
すると次にキッチンへ行く時はもう綺麗な状態で私を待っている。
信じられないくらい便利。そしてなぜか病みつきになる「ピッ」の音。
朝食の後にピッ。夕食の後にピッ。
ピッ。ピッ。ピッ。
食器の後片付けをしないって、こんなに楽なのか…!
ここにはきっと食器を洗うという「手間」を省く以上に精神的負担の軽減がある。
絶対に通らなければならない山道をショートカットできた時のような。
締め切り前日の原稿が寝てる間に完成されていた時のような。(完全にイメージ)
しかし2日後、私は気づいた。なんだか体調が悪い。
そういえば部屋は荒れ、破滅的な食事を好み、夜更かしをしてネットフリックスを見ている…(*1)
そしてそれが心地良くなっている。
なんということか…生活が乱れに乱れている。
海外旅行中は常に部屋を綺麗に保ち、土地の旬のものを食べ、通常5時起き+遅くとも23時には寝るスタイルなのに…
一体何が起こっているのか??
そして今までと違う行動を振り返ってみて思いつく。
食洗機のせいではないか…?と。(個人の推測です)
今まで洗うのが面倒だからと最小限で使っていたお皿の枚数も、自制する必要がなくなる。(*2)
別に汚しても「まあいっか」ってなる。だって手も汚さず、ボタンを押すだけで綺麗になるから。
やりっぱなしは楽だ。私のような面倒臭がりにとっては特に…
しかし緩んだのは少しだけだったはずの自制心が他の行動にも影響を与え始め、時間の流れのメリハリが消え、いつの間にか生活全体が「まあいっか」になってしまった。
自分のお尻は自分で拭かないと、私は堕落してしまうのだ。
堕落した生活は悪くないが、それでは私は幸せではない。
便利なものが出てくる度、翻弄されそうになる自分がいて困る。
食洗機はあまりに簡単で便利すぎて、私には使うのが難しかった。
私の場合、食洗機を使うよりブレない自分を育てる方が先みたいだ。(*3)
*1)ネットフリックスで見た日本のテレビアニメが素晴らしすぎた。
*2)使うお皿の枚数が減って使う洗剤の量が少なくなるならば、面倒臭がりにも良いところがあるのだ。「地球環境のため」より、「面倒臭い」の方が私は継続に繋がる。
*3)この記事には食洗機使用を推奨/制止するどちらの意図もありません。
人それぞれ。
【新型コロナウイルス対策】韓国へ行く方のための現地情報(2月更新)
これから韓国へお仕事や旅行で行かれる方のため、韓国・ソウルへ行って得たコロナウイルス関連の現地の情報を共有します。(2020年2月初旬時点)
韓国内の感染者について
現在2/12午前時点で感染者は28名です。(最新の情報は各自ご確認ください)
現地の様子
連日ニュースで取り上げられており、店内の会話では「コロナ」の言葉が飛び交うなど市民の不安も大きくなっているようです。
明洞などの観光の中心地を通った時は人の少なさに驚きました。特に欧米からの外国人観光客が減っているのでしょう。
街中や電車でマスクをしている人は8〜9割ほどですが、マスクはどこも品薄もしくは売り切れている状況です。
また現地の会社員の方の話を聞くと、通勤に自家用車を使う人が増え、バスに乗りたがらない人が多いとのことでした。
コロナマップ
コロナウイルスに感染した患者が立ち寄った場所の情報が地図上で分かるWebサービスです。感染者数も出ているので、最新の数を簡単に知ることができます。
なお韓国語表記なので、詳細を知りたい場合はgoogle翻訳などで。
リンク元↓
韓国版「コロナマップ」600万ビュー突破!コロナウイルス感染者の移動ルート可視化:NAVERが学生を無料支援 | 訪日ラボ
空港での対策
コロナマップを見てもわかりますが、大きなハブ空港である仁川空港の危険度は高いでしょう。警戒度を高め最も注意を払うべき場所です。
できるだけ飲食は控え、手洗いうがい・置いてある殺菌・除菌用アルコールをこまめに使うことが対策になりそうです。
マスク在庫
前述したように、ソウルでは品薄・売り切れが続いている状況です。日本から持参しましょう。
万が一追加で必要になった場合、東大門のDOOTA MALL前の観光案内所ではマスクの無料配布がありました。
なお、出国時には空港で「預け荷物にマスクが何枚入っているか」確認されました。
アルコール除菌ができる場所
空港以外にもGOTOMALLや大型デパート化粧室などには殺菌・除菌用アルコールが置いてあります。
ただ、一番大切な飲食店では置いていない店がほとんどです。こちらも持参が必須です。
トイレの状況
トイレには石鹸やハンドソープが常備されている所が多いですが、中には何もない場所もありました。
携帯用ボトルにハンドソープを入れて持参するなど対策が必要です。
移動手段について
前述したように現地の人はバスよりも自家用車を使う人が多くなっているようです。
地下鉄はそれほど混雑しているわけではありませんが、ラッシュ時はかなり人混みになるので避けた方が良いです。
タクシーはよく走っているのでつかまえるのに苦労はしませんでした。
バスはいつ見てもガラガラで、前述の会社員の方が言うように市民が意図的に避けてる感じがしました。
渡韓のキャンセル料について
航空券やホテル代のキャンセル料はできるだけ減らしたいですよね。
しかし現時点では、中国方面と違って韓国への渡航中止などが出ていないこともあり難しい状況です。
もちろん正規航空券であれば無料キャンセルや便の変更も可能な物もありますが、格安航空券などはキャンセルは原則規定通りの自己負担となるでしょう。
また、加入していれば負担が軽くなったり全額負担してくれる旅行保険プランもあるようですので、今後のキャンセルを考えている方は自分に合うプランを調べることをお勧めします。
またホテルに関しては予約時にキャンセル可能なプランを選んだかどうかで変わってきますので、今一度予約詳細を確認してみましょう。
最後に
私もそうですが、仕事などやむを得ない事情で韓国へ行く方もいると思います。現時点で韓国の感染者は日本より少ないですが、どうかたくさんの注意を払って無事に帰国してください。
健康第一です!
カナダ・ケロウナへのアクセス全部まとめ!
先日ケロウナへ1週間滞在してきました。
ケロウナはオタワやモントリオールとは反対の西側にあるバンクーバーから飛行機で1時間の場所にあります。
日本からはバンクーバー経由が主な行き方ですが、その経由地バンクーバーで数泊滞在してから行きたい方もいるのではないでしょうか?
私もバンクーバーで4泊滞在してから向かうことになったため、フライトは「日本ーバンクーバー」間しか購入していきませんでした。
そこで新たにケロウナまでの移動手段を考える必要があったのですが、「アクセスまとめ記事」が見当たらず、今後行く方のためにここに残しておこうと思います。
アクセスの選択肢
バンクーバーからケロウナへ向かう場合、選択肢は「バス/車/飛行機」の3つです。
電車を利用する場合はバスとの乗り継ぎになりますが、約7時間かかる上に煩雑なので今回は選択肢から除きます。どうしても電車利用したい方はgoogle経路検索しましょう。
比較
ここでバンクーバー〜ケロウナ間、3つの選択肢の移動時間と料金を比較。
移動手段 | 時間 | 料金 |
①飛行機 | 約1時間 | 200CAD~ |
②車 | 約4時間 | 詳細参照 |
③バス | 約6時間 | 135CAD~ |
それぞれ詳細は以下です。
①飛行機
最もコスパが良いのは飛行機です。料金は時期や時間帯で変わりますが、だいたい250CAD前後が相場。
私も飛行機を利用しましたが、料金は230CADでした。
料金を調べる際はスカイスキャナーで「月全体を表示」をクリックすると該当月の日毎の料金がわかって便利です。
↓
2020年2月を例にとれば、最も安いのは赤丸の8,607×2=17,214円(約200CAD)となっています。
私はエアカナダを利用しましたが、何の不満もないフライトでした。
なお、ケロウナ空港〜中心地の移動時間と料金は③バスの項目に書いておきます。
②車
最も多くの体験を楽しめるのは車でしょう。Google mapで見てみると総距離389km、移動時間は4時間12分と出ています。
料金は車種やオプションによりますのでレンタカーサイトでチェックしてくださいね。
ちなみに車はバンクーバーのダウンタウンで借りるより空港で借りると安いようです。
③バス
最ものんびりできるのはバスでしょう。
Ebusというバスが1日最低2便出ていて、金曜・日曜は3便あります。
片道料金は67.48CAD(返金可能な便は80.98CAD)です。
往復の通常料金は飛行機の往復最安値と約65CADしか変わらないため、移動時間を考えると安いとは言えません。
ただキャンペーンなどで大幅に安くなることもあるようです。
バス停留所
バンクーバーのバス乗り場は「Pacific Central Station」1ヶ所ですが、ケロウナの到着地は以下の2ヶ所から選ぶことができます。
A:Kelowna (YLW / Kelowna Airport)
B:Kelowna (KWEST / West Kelowna - Eastbound Dobbin Rd. in front of Scotiabank)
A・B〜中心地までの所要時間と料金は以下です。
|
A:空港から中心地 |
B:ウエストケロウナから中心地 |
タクシー |
約20~30分/40~60CAD |
約15分/30~40CAD |
バス |
約50分(乗換あり)/2.5CAD |
約25分/2.5CAD |
なぜ中心地を到着地にしてくれなかったのか甚だ疑問です。。
A:空港〜中心地
バスがありますが乗り換えが必要で時間もかかるため、時間がある方以外はタクシーが妥当な選択です。
その他シャトルバスも出ているようですが、こちらは定員になり次第出発とのこと。
B:ウエストケロウナ〜中心地
実は空港よりこちらから行った方が中心地まで近くて早いです。
なおウエストケロウナに宿を取った方でこちらの停留所利用を考えている方は、バス停から宿までのアクセス確保を事前にしておいた方がいいです。
ウエストケロウナの宿は主に湖沿いに集まっていますが、この辺は道が少なくバスも通っていません。宿の送迎かタクシーの送迎予約番号を調べていかないとバス停からヒッチハイクする羽目になるかも。
まとめ
所要時間をみると飛行機が一番良い選択に思えますが、時間のある方や寄り道して遊んで行きたい方は車での移動も良いですよね。
車の場合は山道&冬の間は雪道になりますので気をつけて行ってらっしゃいませ!
それでは良い旅を〜!
【メイン島】車は必要?島の交通手段について
先日カナダ・バンクーバーからフェリーで1時間のメイン島へ行ってきました。出発前に車を持って行くか迷い、島の移動手段を調べたのですがあまり情報がなく。
結局「車無し」で行ったのですが、今後行く方のため記事を書いておきます。
島へのアクセスはこちら
島の移動手段について
①基本は持参の車
観光地化が進んでいないメイン島。公共交通機関はなく、私が行った時はレンタカーもありませんでした。
そのため海外観光客はバンクーバーやトロントなどであらかじめ車を借りて行くこととなります。もしくは徒歩!ただオンシーズンにはレンタサイクルなどがあります。(オフシーズンはクローズ)
②コミュニティバスがある
島ではコミュニティバスが1年中運行していて、木・金は正午〜夕方/土曜は朝にツワッセンフェリーターミナルにいるようです。
それ以外の時間の利用については直接連絡すると車を出してくれる場合もあるよう。料金は寄付とのことです。詳細はこちら↓
車は必要?
必要かどうかは「どんな滞在にしたいか」によると思いますが、迷っている方のため、実際「車無し」で滞在して感じたメリット/デメリットを。
「車無し」メリット
①お金がかからない
車を利用する場合、バンクーバーなどから車を借りて行く必要があるため「車両代+車両フェリー代」がかかります。
参考として【バンクーバー⇄メイン島、2泊3日滞在】の私の例だと以下になります。
◆レンタカー代(保険含2〜3日):約100〜150CAD
◆車両フェリー代(オフシーズン):約75CAD
(BCFerries運賃表より)
約15,000円〜20,000円(1CAD=約85円計算)が浮く計算です。
ちなみにバイクのフェリー代は往復約50CADです。
②安全
島の主要道路は車の通行量も少なく問題ないと思いますが、それ以外の道は狭い・暗い・凸凹などが多いです。
車がなければ100%安全なわけではありませんが、リスクを減らすことにはなります。
③その他
あとは鹿との遭遇率が上がる、人との交流機会が増える、地球に優しい、など
「車無し」デメリット
①行動範囲が限られる
当然ですが、行きたい場所へ行けないです。宿のスタッフや誰かに車を出してもらうとしても時間の制約も出てきますね。
滞在時間は限られていますので、色々周りたい場合は車があったほうがいいですね。
②買い出しが大変
島民の生活は車なしでは成り立たないので、スーパーの品揃えも「車あり」が前提です。店舗も少ないし、「ちょっと買い出しに」というよりは「○日分買う」感じなんですね。
だからほとんど大容量パック。ビールとか基本6本セット。重い。
ちなみにお店は18時、夏でも19時に閉まります。
車無しで過ごした感想
旅先での不便や困難は現地の方とのコミュニケーションが生まれる理由になるため、個人的にはあまり避けて通らないようにしています。そういった出来事こそ忘れられない経験や思い出となることの方が多いので。
自然豊かな島を見て周りたい気持ちもありましたが、結果として車無しでゆったり過ごすことができて大満足の滞在となりました。
車が必要かどうかは「どういった滞在にしたいか」によりますので人それぞれだと思います。ただ車があってもなくても素敵な滞在になる、そんな魅力を感じた島でした。
滞在記も書きました↓
【メイン島】忘れられない2夜の滞在記vol.2
カナダのメイン島に到着後、リンゴ丸齧りするホストに山中の宿へ連れて行ってもらい、スニーカーに穴開けながら片道1時間の道のりを経て買い出しを終了した話を書いたvol.1はこちら↓
3時間かかった買い出しを終えて宿に戻り、ウキウキとサーモンを焼いていたら火災報知器が鳴りました。
IHの加減が分からないままパスタと並行して作っていたら焦げたためです。
2LDKに鳴り響く爆音の警報音。
ドアというドア、窓という窓を開け放ち、そこらへんにあったフリーマガジンを鷲掴みにして煙を追い出します。
そうして3時間かけて買った、一番楽しみにしていた1000円のサーモンがいなくなりました。
ふう。ビールを飲もう。
ビールの後で無事パスタとオレンジを食べ終わりお腹をさすっていると、ホストからサンセットのお知らせが。
宿から15分の場所にビューポイントがあるということで、散歩がてら1人で行ってみることに。
そして遭難したのです、私は。
そのビューポイントは道なき道を行く山の斜面の先にあったわけですが、陽が落ちてきたのにもう少しもう少しと撮影を続けてしまったため、いざ帰らんとする頃は真っ暗で帰路が分からなくなってしまったのです。
携帯のライトを頼りに進めどどの方向へ行っても木々に突き当たり、どうやってもこの藪の中から抜け出せない…
闇が深くなる中で15分ほど彷徨った時「あ、これ本当に危ないかもしれない。」と
「とにかく斜面を降りれば宿があるはずだ!」と最終的に転げ落ちるように木々を突っ切って…
宿への道が見えた時の安心は計り知れないものでした。
油断が生死の分かれ目になること、改めて肝に命じました。
見たこともない葉っぱやトゲトゲした枝を全身につけながら宿へ戻り、穴がさらに大きくなったスニーカー(vol.1参照)を見て、自分の無知と傲慢さに一通り呆れ。
ふう、お風呂に入ろう。
こんな時のためのバスタブ付きの宿!
ゆっくりお湯にでも浸かろうと蛇口を捻った時、思い出すのです。
『シャワーのお湯は5分で止まる』。
ふう。ワインを飲もう。
後から知ったのですが、節水は夏の乾燥がひどい時期だけで良いそうです。DEATH。
こうして長く楽しい1日を終え、2日目は1日中部屋でのんびり過ごしましたとさ。
総じて最高の2泊3日だったわけですが、これだけ読むと全然楽しくなさそうになってしまった。滞在記がこんなふうになるとは…
全てが良い経験と思い出になったことだけはきちんと文章で残しておこう。
絶対また来たい!
帰りのフェリーのデッキでメイン島の思い出に浸っている時、ふとダウンのポケットに手を入れたら宿の鍵が出てきました。
最後の最後まで驚きを与えてくれるな、全く…
バンクーバー着いて即郵便局行きました。
本当にたくさんの経験をさせてくれたメイン島、また行きたいと思います。
そんなメイン島についてはこちら↓
【メイン島】忘れられない2夜の滞在記
こんにちは。先日ケロウナ旅行のついでにバンクーバーからフェリーでMayne Island(メイン島)へ行ってきました。
メイン島とは、私の今までの旅行先の中で最も人に会わなかった場所で、1日にすれ違った最低人数が「3人」に更新された場所のことです。
観光地化も進んでおらず自然が豊かで、カナダでは都市部の人々が羽を休めに週末に来る静かな島。高すぎるバンクーバーの不動産に嫌気が差し、移住する人も多い島。
ちなみに私はバンクーバーに対して自然と都市がうまく調和した街という「穏やか」なイメージを持っているのですが、カナダ人からすると「too busy」「crazy」らしく。
Have you ever been to Tokyo…?
分からない。バンクーバーも滞在しないとわからないcrazyさがあるのかもしれない。
そんなことを考えつつ、穏やかな海の景色も楽しみ尽くした良い頃にフェリーが到着。
降りる人が少ない上に「Welcome to Mayne」的な看板もなく、ニュートラルな心持ちで入島を完了します。
ターミナルにはとりあえず何にもない。
何にもないから待ち合わせしていたAirbnbのホストを探すと、傾斜45度の坂の上で手を振っている人がいる。間違いなく彼なのだが、一向にこっちに向かってくる様子を見せない。ずっと車の側で立っている。
「荷物が重いのでこっちに来て欲しいな〜」と荷物を指差したり来てきてと手を振ったりしているんだけど、向こうも車を指差したり手を振ったりおんなじことしてる。ずっと。気が合いますね。
仕方なく何回見ても傾斜45度の坂を上がる決心をしたところで、急に坂を降りて来た。話を聞いてみると、坂は有料道路となるため上で待っていたとのこと。
とりあえず無事合流できたので車で宿へ向かう。
10分ほど公道を走った後、「ここだ」と言って山の斜面を登り始めたので混乱していると、宿(ホストの家)は友人と買った山中にあるとのこと。
ほう、山の中?予想外だ。
しかもゲートも道も水道整備も自分たちでどうにかするストロングスタイルで、シャワーのお湯は5分で止まるストロングエコスタイル。
そうして助手席で5分シャワーの方法を考えているうちに宿に到着。荒々しい立地とは反対に、部屋はとても洗練されていてオシャレで嬉しい。
2LDK+テラスの広さは、部屋というよりもはや家だ。
コーヒーを1杯飲んで一休みして、ウキウキしながら食材の買い出しに向かう。
その前にお世話になるお礼にホストへお土産を渡そうと母屋のチャイムを押すと、中からホストがリンゴ丸かじりしながら「Hi!」って出てきた。
さっきのターミナルでののんびりした感じといいリンゴの丸かじりといい、想像はしても現実にはいないと思ってた島民の姿に言葉を失ってると、「君も食べるかい?」って言われた。
なんか、シャツの裾で磨いて齧って、鹿に会ったらそのリンゴ投げてあげてるんだろうな、日常で。こんな世界本当にあるんだな。最高だな。完全な想像だけど。
ホストが車を出そうかと言ってくれたが、せっかくなのでゆっくり森を楽しみたいと徒歩で行く。
まさか1時間もかかると思ってなかったが、靴に穴あくとは想像すらしてなかったが、商店に大容量パックの食品ばっかりだとはゆめゆめだったが、徒歩で行って良かった。
お店までの1時間のうち30分は下山するスタイルのため、心がリフレッシュする。
リフレッシュすると、人はこんなことを思う。
なかなか良い気づきだ。
そんなこんなで1時間の買い出しと散策を終え、また宿に1時間かけて帰る。
3時間ウォーキングすると、人はこんなことを思う。
何事も、適度が大事。
適度に疲れたところでvol.2へ続く。
メイン島についてはこちら↓
【メイン島】森の宿で極上の1日を
ケロウナ旅行のついでにフェリーでMayne Island(メイン島)へ行ってきました。ここは観光地化も進んでおらず自然が豊かで、カナダでは都市部の人々が羽を休めに週末に来る静かな島です。
今回宿泊した森の宿とは利益関係も何もないですが、あまりに良かったので全力でレポートします!
メイン島概要・アクセスはこちら↓
部屋について
宿はホストの母屋の1階部分に増築した「2LDK+テラス」の小屋のような部屋が宿泊場所。airbnbで予約しました。
1階部分にあると書きましたが、玄関も全く違う場所にあり、同じ家にあるという感覚が一切せずプライベートな空間が保たれているのでとっても居心地が良いです!
この家、山の中腹にあり周りは森。
数人の友人と買った山に自分達で道を作り、それぞれ離れた場所に家を建てているそうでとっても静か。人の気配が全くせず、自分の時間に没頭可能です。
散歩中、人がいないはずなのに何か物音がする…と思ったら野生の鹿に出会いました。
部屋はホストが娘さんの短期滞在のために建てたそうで、家族で泊まれる大きさになっています。充実したキッチンや広いベッドなど、外観からは想像できないオシャレな内装。
水道水は安全に飲むことができるので、買う必要がなく助かりました。またコーヒーはポーションタイプのもの(豊富な種類あり)とドリップタイプのもの両方ありました。自然に囲まれた中で飲むコーヒーはなぜあんなに美味しいのか…
部屋にたくさん置かれたイスやソファはどこへ座っても窓が見える配置になっています。いつも外の景色を楽しみ自然を感じることができるような空間演出がすごい!
窓を開けた時の森の香りやバードハウスへ遊びに来る小鳥など、癒し効果も抜群。
アクティビティが少ないオフシーズンでも極上の1日を過ごせました。
オススメポイント
①部屋からの景色
滞在の目的が「自然の中でぼーっとする」ことだったのでそれが叶いそうな宿を選んだわけですが、実際の部屋の窓が予想以上に大きく存分に思い耽ることができました。
今回は雨続きでしたが、霧に包まれた静謐な景色も素晴らしい。山の中なので天気が変わりやすく、その変化していく時間も楽しいです。
②フェリーターミナルまでの移動時間
フェリーターミナル〜宿は車で約15分。
バンクーバーへ帰る希望の便が早朝や夜遅めの方はターミナル付近のこの宿がとても便利です。私も早朝だったため非常に助かりました。
車を持って行かない方はホストが送迎してくれます。
またターミナル〜駐車場間は勾配のきつい坂なのですが、フェリーチケットがない場合この区間は有料だそうです。荷物は少ない方が良いですね。
料金
2泊で¥15,000ほどでした。
島内の宿をairbnbで見ると、部屋の料金は安くても清掃代で+3000円/泊など信じられない料金設定になっている所が多かったのですが、ここは良心的。
なお、ホテルではないので滞在中に清掃は入りません。タオルなど備品の交換が必要な時は連絡する仕組みです。
周辺情報
最寄りのマーケットやレストランまでは車で5〜10分です。徒歩だと1時間ほどで、なだらかな砂利の山道を30分+公道を30分。
雨上がりの時間帯は緑が生き生きしていて最高に気持ちよかったです。
車がない場合この島での滞在は移動距離が限られてしまうため大変不便ですが、今回はその不便さが素敵な時間を作り出してくれた最大の功労者となりました。
一人旅にも二人旅にも、家族旅行にもオススメです!
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宿を出た島の情報については以下に!
それでは行ってらっしゃい〜
【静謐の島】カナダ・メイン島の旅ガイド
人気のソルトスプリング島(Salt Spring)やガリアーノ島(Galiano)と同じくガルフ諸島(Gulf Islands)の島の1つ、メイン島(Mayne Island)に行ってきました。
認知度が低く観光客が少ないので、静かで穏やかな時間を過ごしたい人にオススメです。
島について
面積21 km2、人口約1000人。「島民が暮らす綺麗で静かな島にお邪魔する」そんな言葉が浮かびます。ちなみにソルトスプリング島は182.7 km2、人口約1万人です。
メイン島は観光地化されていないため島内のお店は必要最低限で、フェリーの発着地「Village Bay」には待合所以外何もありません。
島へのアクセス
バンクーバーやビクトリアから直行のフェリーで1時間ほど。時刻表など詳細はこちらにまとめました↓
島内のアクセス
オンシーズンにはレンタカーも営業しているようですが、私が行ったオフシーズンはレンタカーはもちろんレンタルバイク・自転車全て休業していました。そのため予め車を借りて行くか、自分の足での移動となります。
ただコミュニティバスが1年中運行していて、木・金は正午〜夕方/土曜は朝にツワッセンフェリーターミナルにいるようです。
上記以外の時間の利用については、直接連絡すると可能な場合もあるよう。料金は寄付とのことです。
なおオフシーズン真っ只中に車なしで行った私でも十分楽しめましたので、車がない方もご心配なく。宿のスタッフやホストに車を出してもらったり、徒歩でしかいけないルートを楽しんだり、楽しみ方はたくさんあります。
アクティビティと観光地
豊かな自然を楽しむアクティビティはトレッキングやサイクリング、カヤックやヨットなどがあります。釣りにはライセンスが必要で、現地のガソリンスタンドで得ることができるそうです。
観光地としては日本庭園が有名。なぜメイン島に日本庭園があるのかはこちらの説明がとてもわかりやすいです。(参考:バンクーバー新報)
島を周回できる道がありますので、車があれば島内ドライブも楽しめます。
メイン島のガイドマップはこちら
宿泊場所
そもそも宿泊施設が少ないのですが、今のところ主な宿泊エリアはピンク枠で囲んだ2カ所です。多くはないですがマーケットやレストランが集まっているためです。
西側のマイナーズベイ周辺は島のフェリー発着場に近く、東側のベネットベイにはリゾートホテルやプライベートビーチがあります。
私はフェリーの出発が早朝だったためマイナーズベイ周辺に宿泊しました。
サンライズとサンセットのどちらが見たいかで場所を決めるのも良さそうですね。
私の滞在について(参考)
私は2019年11月にバンクーバーから向かい、2泊3日しました。
ガルフ諸島の中でメイン島にしたのはソルトスプリング島やガリアーノ島より宿泊費が安く、観光客が少なそうだったことが理由です。
滞在の目的は「自然の中でぼーっとする」ことでしたが、雨天続き+車を持っていなかったことで本当に1日中思い耽って過ごせました。
今後ガルフ諸島で次に観光地化が進むのはメイン島かもしれないと感じましたので、行くなら早めがオススメです。
それでは行ってらっしゃい~
フェリーで60分!カナダ・メイン島へのアクセスガイド
人気のSalt Spring(ソルトスプリング島)やGaliano(ガリアーノ島)があるGulf Islands(ガルフ諸島)。その中でも今回はあまり知られていないMayne(メイン島)へ行ってきましたのでアクセス方法を残しておきます。
バンクーバーやビクトリアからフェリーで1時間ほどのメイン島(Mayne Island)は、島は観光客も少なく落ち着いた時間を満喫したい方にオススメです。
島へはフェリーで向かいます。ここではバンクーバー発の詳細を載せますが、ビクトリアの港「Swartz Bay」からも行けます。
ここで重要なことを2つ!
1つ目は、車両がある方はフェリーの予約が必須ということです。車を積む場所がいっぱいになってしまうと港に行っても乗れません。車両がない方は予約不要です。
2つ目は、宿はフェリーの乗船スケジュール後に予約した方が良いということです。2泊だけのつもりでも、島を出たい日にフェリーがあるとは限りません。
バンクーバーの港「Tsawwassen」からメイン島の港「Village Bay」まではBCFerriesのフェリーが出ています。
フェリー料金
料金は1人往路17CAD、復路7.8CAD(最新はこちら)。
車両があると往復で合計+約100CAD。
フェリーターミナルまでのアクセス
バンクーバー市内からTsawwassenフェリーターミナルまでのアクセスはGoogle mapで経路検索すると出ますが、だいたい620のバスを利用すると思います。
フェリーの便数が少ないので、時刻表を調べてから行くことをお勧めします。
時刻表の調べ方
時刻表から"Tsawwassen-Southern Gulf Islands"を選択
(メイン島はSouthern Gulf Islands=ガルフ諸島に属している島です)
旅行日程に該当するものを選択し、時刻表を出します。
このページではTsawwassenからSouthern Gulf Islandsの各島へ向かうフェリーの時刻表が出ています。つまりページ内には別の島を目的地とした表も出ているので注意です!
ここでは"Tsawwassen to Mayne Island (Village Bay) "の表を見ます。
時刻表を見ると到着地/経由地の行には"non-stop(直行便)"と"Galiano(経由便)"があり、直行便は約60分、経由便だと約90分かかります。
予約
BC Ferriesは、車両(Vehicle)持ちの場合は予約することを強く勧めています!予約は時刻表の右上にある緑色のボタン「Reserve」からどうぞ。
支払い方法
Tsawwassenフェリー乗り場ではクレジットカード払いは可能ですが、QR・バーコード決済はまだ導入されていませんでした。(2019年秋10月時点)
船内レポ
野暮ですが船内の様子を少し。
船内は広いため、椅子に座れないことはまずないです。外のデッキにもいくつか椅子があり、美しい風景を眺めながらのんびり過ごすことができます。
売店やPC利用スペースもあります。調理場を持つ食堂がありますが、あまりお勧めできない味…
到着後
乗船時と下船時は利用するゲートの階が違うので注意が必要です。食堂のある階でずっと待っていても乗船時のゲートは開きませんので、降り損ねます。
なおVillage Bayには待合小屋以外何もないので、車がない方は宿のスタッフによる送迎が必須かと思います。
フェリーは1時間ほどの短い海旅ですが、非日常や素晴らしい風景を楽しむことができました。
それでは行ってらっしゃい〜!
世界が美しい本当の理由
北京にいる時、本当に楽しかった。
特に、胡同の中を歩く時。
何かをするわけでもない、目的があるわけでもない。
でも、ただただ楽しかった。
なぜだろう?
何かを食べたり、美味しいもんを見つけたり、買い物をしたり、それも楽しかった。
でもやっぱり一番心に残るのは、誰かと話したことだった。
地下鉄の駅まで連れて行ってくれた乗り合いのおばさん。
握手をして別れた同い年のタクシー運転手。
見知らぬ人間を家に招き、いつでも連絡をと番号を残してくれたおばさん。
初めて会う日本人の冗談に付き合ってくれたバススタッフ。
開発した商品について懸命に語る高校生。
どこで道を間違えたんだろうと笑うホステルの女の子。
私の話を静かに聞き、美味しい焼餅をくれた老夫婦。
私は誰かと話したい。
話すことで、この世界はまだ優しく美しいんだということを確かめているようだ。
この世界はまだ捨てたもんじゃない。
世界は美しい。そう心から言えるように。
なんてことだ。
この世界が美しいかどうか。それを決めるのは、
透き通る青い海や凛と佇む岩、生命力に溢れた緑ではなく、人の愛情だったなんて。
芋を干すということ
幸せの景色だと思った。
【中国・重慶】「私は今何を食べているのか?」中国の市場が教えてくれた話
先日の重慶旅行中に市場で生きた魚を買ったのだが、その時の一件により思い出したことがある。
数年前、中国人の生活を体験してみようと、市場で生きた鶏を買うことにした。
店主に「どの鶏がいい?」と聞かれたが、わからないので「どれでもいい」と答えた。「どれでもいい」とたまたま選ばれた鶏は、店主の手から逃げようと羽をバタつかせたが、一瞬のうちに捕まり首を掻っ切られた。
血が抜かれていく鶏を見ていると、自分がそうさせたにも関わらず、懺悔のような気持ちが「ごめんね」という言葉になって繰り返される。その一方で、流れ出る血の鮮やかすぎる赤に驚いていた。
それは、今の今まで鶏の体の中を巡って「生」を維持させていた命の一部だったという事実に加え、私が自分のために1つの命を奪ったという事実も訴えていた。
東京の生活で屠殺の現場を見ることはまずない。スーパーではすでに小分けされた綺麗すぎるお肉が並んでいるし、チキンナゲットは原型すらない。
当時、牛丼を食べていて「私は今何を食べているんだろう?」と思うことがあった。
牛丼なのだから当然「牛肉」なのだが、それは牛肉である前に1頭の牛であり、1つの命だったはずだ。
しかし、牛丼のように安く手軽に食べられるファストフードは、いつの間にか私の中で命からほど遠い食べ物になっていた。
仕事で食事の時間がないという言い訳で、パソコンの画面を見ながらハンバーガーをかじったこともある。
冒頭の市場で血と羽を抜かれた鶏を受け取り家へ帰る時、そんな私に襲いかかってきたのは、命に対してあまりに無自覚だった自分への衝撃と失望、恥ずかしさだった。
「こんなにも大事なことを、一体なぜ軽視できていたのだろう」
「自分の『いただきます』には何の意味もなかった」
数年経った今でも、日本では私が生き物を殺してその命を食べて生きているという事実から目を反らすこと、無自覚でいることは簡単にできてしまう。
しかし中国の市場では、その当たり前の事実が今も日常の形で目の前にある。
動物や魚が生きた状態で売られていると、その生き物を殺すのは自分だと明確にわかる。実際に首を切るのは店主でも、それをお願いするのは自分であり、生き物が命を落とす瞬間を目の当たりにするからだ。
中国の市場で肉や魚を買う人は、当然それが1つの命であることを知っている。
衛生的ではないにせよ、このような「命を扱う」場所が身近にあることが、私にはとても価値のあることに思える。
私が住む地では身近にそのような場所がないからこそ、「いただきます」という言葉がまた形骸化してしまわないよう、この感情を忘れずにいようとここに書き残す。
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