【台湾・台北】列車初心者でも大丈夫、陶器の町・鶯歌へ行こう!陶器を買う際の注意点も!
鶯歌とは?
鶯歌は台北駅から電車で約30分で行ける陶器の町です。中でも「陶瓷老街」というエリアは専門店が多く集まり、茶器や食器を始め安くて可愛い陶器がたくさん!
陶器が好きで趣味で陶芸を続けている自分としては、絶対に行きたかった場所!私は朝9時〜夕方18時まで滞在してそれでも足りなかったですが、さらっと数時間でお買い物をして楽しめる場所でもあります。
鶯歌の場所
台北駅からのアクセス・注意点
台北駅〜鶯歌駅まで、台湾鉄道(台鉄)で約30分、40元弱で行けます。
鶯歌駅からは徒歩約15分。駅を降りたら案内板がたくさんありますが、それに従って行ったら私は辿り着けませんでした。方向音痴なのもありますが、鶯歌陶瓷博物館に着いてしまって…Googleマップの使用をオススメします。
列車の進行方向(開往・Distination)
台鉄台北駅の3番線から乗ります。
案内板では【開往・Distination】(目的地)が「新竹」「苗栗」「潮州」「斗六」となっているのを確認!
ただ、案内の電光掲示板を見ても「あれ?合ってる…?」と心配になる時も。(私)
そんな時は列車を待っている間に駅員さんに「鶯歌(Ying ge)」の文字を見せて確認した方が安心です。(九份や瑞芳方面は逆方向です。)
列車の種類(車種・Train Type)
もう1つ注意しなければいけないのは、列車の種類です。鶯歌は各停(區間)の駅です。特急・準急・快速などは止まりません。
電光掲示案内板の【車種・Train Type】の表示が「區間」になっていることを確認しましょう!
その他の車種は、特急=普悠瑪/準急=自強/快速=莒光です。
鶯歌陶瓷老街で陶器を買う
陶器を買うメインエリアです。陶器を売っているお店がたくさんあります。
エリア自体はそんなに広くないのですが、お店には所狭しと製品が並んでいるので、1軒1軒じっくり見て行くとあっという間に数時間が過ぎてしまいます。
なお、開店時間は店ごとにバラバラですが、だいたい10時〜11時です。
(私が9時に行った時、お店は1店舗しか空いていませんでした…)
陶器を買う際の注意!
①緩衝材(プチプチ)はない!?
お店で陶器を買うとたいてい新聞紙やチラシに包まれます。緩衝材が欲しい人は聞いてみましょう。緩衝材は台湾では【氣泡袋. qì pào dài】です。
*「氣泡袋」という言葉を知らないお店の人もいますので、写真があると良いです*
ただ、私が買ったお店はどこも置いてませんでした。そんな時は台北に戻って買いましょう。業務用の商品を扱っているようなお店には必ずあり、非常に安く買えます。場所はホテルの人に聞いてみましょう。
②焦って買うと高くつきます
老街入り口のお店の値段設定はやや高めの印象です。奥の方のお店まで見てから買うのがオススメ。また、老街の中には同じような商品を扱っているお店も多く、その値段設定がバラバラです。少しでも安く買いたい人は1周目ではなく2周目で買いましょう。
③値引きもできます
お店によっては値引きも可能です。少量の商品をきちんと陳列してあるようなお店はまず難しいですが、大量に商品を扱っているお店は聞いてみる価値があります。「2個セットで10元引き」など、複数買うとお店の人も承諾しやすいです。
④日本製がある!?
中には台湾人向けに、日本の100円ショップで見たことのある器が「日本製」と書かれて2、3倍の値段で売られているお店も。日本在住者は買う必要がありませんね。
お気に入りの器を見つけるのが最高に楽しい時間です。なお、トイレは近くの飲食店やショッピング施設にあります。
作品を作りたい
老街内には作陶ができるお店もありますのでご紹介しておきます。
住所:新北市鶯歌區重慶街65-1號
営業時間:10:00~18:00
料金について:
①作成のみ:150元(陶器は焼かないと完成しませんので、未完成の状態です。)
②焼成:250元(作成料込み)
③送料:国内150元。国外は場所により。(私が聞いた時は日本まで約600元でした。)
*10個までは同一送料*
陶芸について知りたい
鶯歌陶瓷博物館は常設・企画展で作品を見れるだけでなく、陶芸の歴史や釉薬の種類、技法など、陶芸に関する勉強ができる博物館です。4歳〜10歳を対象とした体験室や遊び場もあります。休・祝日には窯焼きベーカリーや石釜ピザの販売も。
住所:新北市鶯歌區文化路200號
開館時間:平日 9:30~17:00/土日 9:30~18:00
休館日:第1月曜日(祝日の場合は翌日休館)
入館料:80元
私の買ったお気に入りの茶器
私が買ったのはこちらの一人用茶器です。お茶に詳しい人からは「これはお遊び用で茶器ではありません!」と言われそうですが、味の違いがわからない私は実はとっても気に入っています。
あるまじきことかもしれませんが、蓋が茶杯になって楽です。色も質感も好みな上、急須と違って茶葉が捨てやすいのもいい。お店ではプロに入れてもらったお茶をじっくりのんびり味わいたいですが、私は家ではこれで十分!
唯一の難点は、持ち手がないのでお茶を入れる時に熱くてしょうがない。指サックでもしないと火傷しそうになります。
この茶器は老街で250元でした。その後鶯歌陶瓷博物館で3倍、空港で5倍の値段で売っているのを見ました…
皆さんもお気に入りのものが見つかるといいです。
それでは行ってらっしゃい!