【台湾・お土産】日本では買えない!無農薬・無肥料で育てた梅で作った種類豊富なお土産!
台湾の国花、梅。
台湾には梅粉や茶梅など、梅の加工品が多くあります。とても有名なためお土産として購入する方も多いと思いますが、今回はその梅の専門店をご紹介します。
ハマった経緯。
幼少期から少々の体調不良は「梅干」で治してきた。それは母の教えだった。
月日は経ち、とある2週間の台湾滞在中。珍しく腹痛・体調不良に陥り、急いで調べた梅専門店へ。向かう途中、右手でお腹に「の」の字を書くようさすりながら左手にスマホを握りしめ、すがる思いで店へ入った。
そしてここで出された梅エキスを飲んだ瞬間、全身が踊り喜ぶ感覚を味わうことに。「な!?」…「なんじゃこりゃぁあぁ…」様々な場所で梅を食べてきたが、それ以来ここの梅にハマっている。
腹痛・体調不良は翌日には治った。その朝は幼少期の夢を見て、混じり気のない綺麗な温かさを思い出したら泣きそうになった。
梅専門店「古意梅舗」
体調不良や不妊などで悩む人が多く訪れるという梅の専門店。
ガラス戸のためとても入りやすく、木作りの机や椅子に囲まれた店内はこじんまりとしていて、とっても居心地が良い。
場所
お店の情報
ここの梅は、店主が台東の農園で「無農薬・無肥料の自然農法」で育てている。「良質な原料が良質な食べ物を作る基本」として、土壌や水質を始め、加工の際の海塩などにまでこだわりがある。というか自然農法なんて大変すぎる方法、土壌や水の質が低かったら絶対できないんだろうな、と。
日本でも無農薬・無肥料で梅を栽培しているところはあるが、加工品の種類がこのお店ほど多くない。私の知る限り。もし知っていたら買いたいので是非教えてください。
『梅ママ』
このお店の何が良いって、店主=梅子媽媽(梅ママ)がすごく優しく温かい。
お腹が痛くて来たことを伝えると、いきなり梅茶やら練り梅やらの試食会が始まり、しまいには自分のための乾燥レモンを大量に渡してくれる。
試食一口ごとに「慢慢吃慢慢吃」(「ゆっくり食べて、ゆっくりね」)と声をかけてくれ、「昨日は何を食べたのか」「お湯は熱くないか」とまるで母親のよう。
もう梅ママに会うためにこのお店に行くと言っても過言ではない。
商品
様々な梅の加工品がある。1瓶300元、4瓶1000元。セールや値引きはない。
写真にある商品の食べ方など紹介。
(左から順に)
①【梅の粉】:台湾では果物につけるという梅粉は幅広い用途に使えるよ。おかゆに入れたり、サラダにかけたりしてもOK。保存期限2年。
②【梅のペースト】:お湯で溶かして飲んだり、おかゆ、餃子スープ等にも。
(裏面のラベルには「胃腸の不快を和らげます」とある)保存期限5年。
③【シソ梅】:水を一口飲み、この梅を一口食べるのが完璧な方法。また水に溶かして飲めばシソの成分が全身に行き渡り、果肉を少し噛んでからお湯を口に含めば、素晴らしい香りが楽しめる。保存期限5年。
④【乾燥梅】:こちらも幅広く使える梅。おかゆやお湯と食べたり、また食事の後や出かける時に携帯して食べるのもいい。保存期限5年。
冒頭に書いた私の胃を救った【梅エキス】は 売り切れていて購入できなかったけど、これ以外にも様々な商品があるのでお店で確認してみてください。
ここの梅は、本当美味しい。そして優しく温かい。
それでは行ってらっしゃい!