【中国・重慶】重慶に来たらこれを食べなきゃ!定番から知られざるグルメまで、オススメを紹介!
重慶出身の中国人と知り合ったことをきっかけに、2週間ほど旅行をして来ました。中国人の国内旅行先として重慶は最近とても人気があるのですが、日本では人気どころか認知度も低め。
私自身も今まで中国国内を何ヶ所も旅行しましたが、正直行ってみたいと思ったことはありませんでした。
しかし、実際行って見ると「中国で住みたい街ランキング1位」の座に君臨するほど魅力的な街だったんです。
今回はグルメ編。
重慶ならではの物から、実際食べたら美味しすぎた物まで、全8つを紹介します!
火鍋
重慶3大名物の1つ、「火鍋」は重慶発祥の食べ物として有名です。
写真のように2つに分かれている鸳鸯锅(オシドリ鍋)や、「井」の字のように9つに分かれている鍋があります。
数ある調味料を自分好みに調合し、つけダレを作れるのが嬉しい!ごま油は1人用の小さな缶が用意されていますので、開けたてのフレッシュな香りを楽しんでください!
最近はひとり用火鍋が人気だそう。加熱剤付きなのどこでも熱々で食べられます。
とにかく辛いもの
火鍋もそうですが、重慶人はとにかく辛いものが大好き!
というのも、ここの土地は山に囲まれており、毎年夏は耐えられないほどの暑さになります。風も吹かないためまるで煮えたぎる鍋のようで、「かまど」と呼ばれるほど。
そんな暑さを吹き飛ばすため、夏にはとびきり辛いものを食べて汗をかくのです。
その感覚を重慶人は「爽shuǎng!」=気持ちがさっぱりすると表します。
私は全く共有できない感覚でしたが!
酸菜魚
酸菜鱼(suāncài yú)の酸菜とは、壺の中に塩、唐辛子、お酒、好きな野菜を入れて発酵させた食品。日本の漬物や韓国のキムチに相当します。
日本ではあまり馴染みのない料理ですが、すっごく美味しいです。
その酸菜と野菜に調味料、そして魚を一緒に入れて煮込むと出来上がり。発酵の酸味がクセになる日本ではあまり知られていない料理です。
自家製酸菜を使っている場合はお店によって味が変わってくるので、自分好みの味と出会えたら運命かも。
ワンタン
ワンタン=抄手(chāoshǒu)もしくは馄饨(húntún)
全く期待していなかったのですが、軽食で食べたワンタンがものすっごく美味しくて感動したので紹介します。
解放碑のすぐ近くにある「解放碑好吃街」というフードコートの中にあったお店です。
地元っ子ばかりのこの場所には、ワンタン以外にも軽食のお店がたくさんあるので観光の休憩にはぴったりです。
味はわかりませんが、トトロもいました。
豆腐脳
重慶料理の特徴・「麻辣味」を日々食べていると、お腹も疲れてきますよね。そんな時にこのふるふると柔らかい豆腐はあなたの胃を優しく包んでくれます。
自分の好きな味付けができるので、お腹が疲れている時は麻辣は抜きましょう。
最近街でお店を見かけることが少なくなってしまったようですが、もし出会えたら是非試してみてください!
古鎮(古い街)などの観光地ではまだ売っているところもあります。
糍粑
無理やりカタカナ読みすると「ツーバー」です。
糍粑(cí bā) は、平たくいうとお餅です。 古鎮などではよくきな粉やお砂糖をまぶして売っています。日本のお餅とほとんど味は変わりませんが、手作りなので市販のお餅よりは10倍美味しいです。
中秋の名月の時には月餅と一緒にこの丸いお餅を食べます。
肉まん
中国の肉まんは皮から手作りしているお店がほとんどで、とっても美味しいです。
中身も肉だけでなく野菜や酸菜、甘いものまでお店によって様々。
朝ごはんや小腹が空いたら是非食べてみてください。
小麺
道の脇に並ぶ飲食店に多く見られる小麺(xiǎomiàn)のお店。重慶人が愛してやまない朝食であり、昼食であり、おやつであり、夕食であり、夜食です。
つまりいつでも食べたいくらい美味しいということ。
お店ごとの調味料配合があり、重慶人は自分好みのお店を2、3軒は決めているそう。
もし重慶人と話す機会があったら、お気に入りの小麺のお店を聞いて見てください。きっと大喜びで話してくれますよ。
番外編
重慶には外資系のスーパーが多く、そこにはものすごい種類の外国産ビールが置いてあります。個人的には味の薄い中国ビールも好きですが、ビールの味を楽しみたい時はヨーロッパのビールを飲みます。
大勢で飲むようなビッグサイズのビールもありますので、友人や宿泊先の人たちと一緒に楽しんでみてください!
本当に「なんでこんなに美味しいものがたくさんあるんだ!」と叫びたくなるほど重慶はグルメの宝庫ですが、外国人観光客が少ないため、まだまだ知られていない食べ物もたくさんあるはず。
もし重慶で美味しいものを見つけたら、ぜひ教えてください!
それでは行ってらっしゃい!